第702章 真の神

精鋭連盟本部の全体が、不気味なほどの死寂に包まれていた。荒々しい喘ぎ声、押し殺したような啜り泣き、そして苦痛に満ちた呻き声だけが、虚ろに反響している。

地下室。

安田晶彦、安田真紀、ジャック船長の三人は、完全に呆然と立ち尽くしていた。

「海老原和生が効力を発揮したぞ!」

「奴が新世界連盟の侵攻を遅らせたんだ!」

「我らエリート同盟は助かった!」

ホログラム投影に映し出された、瞬時に戦局が覆る神業のような光景を前に、彼らの思考は完全に停止していた。

心に響いたのは、たった一言。たった一言の言葉だった。

『エーテルの血、万霊を統べる!』

それだけで、疫病のように蔓延し、本部全体...

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