第12章

クロエ・モーガンの 視点

 使用人たちはジェームズの言葉を聞くと、すぐに私を取り押さえた。

 私は愕然としてジェームズを見つめ、父が私を閉じ込めようとしていることが信じられなかった!

 「ジェームズ、私を監禁するつもり?そんなことできないわ!」

 ジェームズが手を振ると、使用人たちは無理やり私を寝室に押し込んだ。私は急いで振り返りドアを押したが、彼らのドアを閉める動作のほうが速く、鍵を回す音が聞こえた。

 彼らは私を寝室に閉じ込めたのだ。

 私は狂ったようにドアを叩き、大声で叫んだ。

 「ジェームズ、私を閉じ込めることはできないわ!こんなことしないで!」

 ドアの外からジェー...

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