第6章

 西園寺邸の外では、両家の武装した男たちが銃を構え、一触即発の睨み合いを続けていた。

 私は屋敷の塀から目を逸らすことができなかった。

 そこに吊るされていたのは、無残に破壊された死体。四肢は異様な角度にねじ曲がっていた。

 それは、私自身の死体だった。

 修二が眉をひそめながら、車のドアを押し開けた。

 彼が車を降りるより早く、ひとつの人影がボディガードたちのバリケードを突破して飛び出してきた。

 バキッ!

 誠の拳が、修二の顔面に叩き込まれた。

 修二はよろめいて後退りし、即座にその口角から一筋の血が流れ落ちた。

「これで満足か!」誠は、塀で風に揺れるボロボロの死体を指...

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