第114章

弾幕は、葉山凛への称賛で埋め尽くされていた。

【葉山凛の歌、久しぶりに聴いた……声、昔のまま澄んでてまっすぐだ!】

【今日のこの一曲、絶対バズる予感しかしない】

【才能も実力もあって、見た目まで良いとか反則。今日から葉山凛推します】

【沈村事務所、何考えてんだろ。こんな逸材、なんでちゃんと育てないの?】

【裏があるんじゃない? 沈村事務所って今いろいろ黒い噂あるし、汚いことしてても不思議じゃない】

オフィスの椅子に腰掛けた岩崎博夫は、ずっと彼らの配信を追っていた。

仕事があっても、音声だけは流したまま手を動かす。安田歌子と噛み合わせて動く必要があるからだ。

弾幕を見た瞬間、岩...

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