第130章

配信コメント欄では、安田歌子のファンも黙っていられなくなっていた。

【歌子がやったって証拠、どこにあるんだよ。叩くな!】

【あのとき歌子にそんな時間なかっただろ! 人を害するわけない!】

【沈村遥がハメたに決まってる。ああいうこと、今までだって散々やってきたじゃん!】

何派にも分かれて、言い争いは止まらない。

安田歌子の配信部屋では、数人がようやく片づけを終え、朝食に出ようとしていた。

そこへ、沈村碧人が怒気をまとって乗り込んでくる。

安田歌子は最初から予想していた。

沈村遥の性格なら、この件を最大限に利用する。兄たちの前では可哀想な妹を演じ、配信では被害者として泣き落とす。...

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