第131章

「ちゃんと見えた?」

安田歌子は、沈村碧人の血の気が引いた顔を見つめ、嘲るように言い放った。

「それでも私に、沈村遥に謝れって命令するの?」

その一言は、頬を思いきり張られるよりも、沈村碧人の胸を抉った。

――なんでだ……また、遥に利用されてたのか。

沈村碧人は、今さらどうしようもない後悔に沈み込む。

配信の視聴者たちも、スマホに映った動画をはっきり目にしていた。

【うそでしょ、展開早すぎ……! 一番ヤバいの沈村遥じゃん!】

【さっき安田歌子のこと疑ってた……ごめん。被害者だったのは歌子だ】

【沈村遥、どこまで腐ってんの……歌子の命狙うとか】

【無垢で可哀想なフリして、心...

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