第353章 動物より男を探す方がマシ

「高村楓、信じてよ。私と北村星は本当に仕事以外の関係なんて何もないんだから……」

 川原裕子は必死に弁解していた。

 だが、高村楓は顔を上げ、全く信じていないという表情を浮かべている。

 彼だって恋愛経験がないわけではない。男女の仲など、見ればすぐに分かるものだ。

 さっき中村純子が持っていたネグリジェ、あれはどう見ても川原裕子のサイズだ。それをまだ否定するのか? 水臭いにも程がある。

 その時、北村星が川原裕子のそばに歩み寄った。彼は腕を伸ばすと、強引に川原裕子の体を抱き寄せ、その懐に閉じ込めた。

「ご名答。俺とこいつはそういう関係だ」

「三ヶ月前からデキてる」

 北村星は...

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