第422章 二人を応援したくなった

 こうなった以上、この機に乗じて中村純子を思いきり煽ってやろう。

北村星は中村純子の詰問を耳にすると、ふふっと余裕の笑みをこぼした。彼は立ち上がり、高村楓の肩を抱き寄せると、とろけるような甘い眼差しで高村楓を見つめた。

 そして、へらりと笑いながら中村純子に言い放つ。

「母さん、嫌がらせだなんて心外だな。俺と高村楓のことは、とっくに話しただろ?」

「俺は彼が好きだ。どうしようもないくらい愛してる。男同士とはいえ、きっちりケジメはつけたいんだ。彼をスイスに連れて行って、向こうで籍を入れるつもりだよ。母さん、どうか俺たちを祝福してくれよ」

 北村星の言葉を聞いて、中村純子は再び怒りで震...

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