第102章 嫉妬している?

「……上月様が私のことを好きだって? まさか」

 葉山ゆうは即座に否定した。あまりに突飛で、むしろばかばかしいとさえ思える。

「上月様は私みたいなタイプ、好みじゃないもん。本人が言ってたし。胸が大きくて色っぽい人が好きだって」

 その瞬間、北条寒生の眉間にしわが寄った。

「……なんであいつに、おまえが小さいってわかるんだ」

「見ればわかるでしょ。私、ほんとに小さいし」

「俺はちょうどいいと思う。胸が大きい女は好きじゃない」

「男の人って、みんな胸の大きい女の人が好きなんじゃないの」

「それは他の女の話だ。おまえは俺の女だろ。話が違う」

 言われて悪い気はしない。

 でもそ...

ログインして続きを読む