第194章 クズ男

「責任?」檜山日真は鼻で笑った。「まるで俺が無理やりやったみたいに言うなよ。お互い同意の上だろ。何の責任だ? 寝る前に、責任取るとか、彼女にするとか、そんなこと一言も言ってねえ」

葉山ゆうが食い下がる。「でも、あんなにそう思わせるようなことしたんでしょ。あんなは単純だから……」

「単純な女が、知り合って二日で男と寝るか? 自分が軽いだけだろ」

葉山ゆうは奥歯を噛みしめ、言葉を失った。

「終わったあと、あいつ俺のこと彼氏扱いしてさ。親に会わせるとか言い出した。冗談じゃねえ。俺はそんなつもり一ミリもなかった。今は恋愛する気ないって言ったら、泣きながら走っていった」

「恋愛する気がないん...

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