第123章ストーンブロックとバスケット

――ダックス――

処刑を待つあいだ、短い仮眠の時間が設けられたのだと告げられたが、ダックスには、すべてが終わるまでは二人とも休めないとわかっていた。

物事が楽しさから不安へと傾いた、その瞬間を彼ははっきり感じ取っていた。城へ戻る途中、都心広場の前を通りかかっていたときのことだ。

彼は本当に、処刑のことを忘れていた。胸は満たされ、夜は幸福に包まれていた。だからこそ、エイサの気配がふっと変わったのを感じたとき、この日にはまだ死が待っているのだと思い知らされ、暗い現実へと引き戻された。

彼は、彼女が顔と首についた血をゆっくりと拭い落としていくのを見つめていた。王家の狩りの名残だ。湯船の中では...

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