第153章廃墟と腐敗

ヴィスカ――

馬たちは頭を低く垂れ、鼻孔から白い息を噴きながら、細い道を押し分けるように進んでいた。道脇の草には霜が降り、蹄の下の岩にも薄くそれが張りついている。高い木々が道を囲み、枝は霜の重みでたわんでいた。ときおり荒々しい風が吹き抜け、まだ枝にしがみついていた枯れ葉をはらはらと散らし、彼らの行く手へ舞い落とした。

ヴィスカは馬の歩調を一定に保っていた。背後では、アナヒがこの一時間で四度目になる体勢の直しをしている。革がきしみ、かすかに息の引っかかる音で、手綱を握る傷ついた手がまた痛み始めたのだと彼にはわかった。道は狭まり、寒気はいっそう鋭さを増し、背負った装具の重みで肩もこわばっている...

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