第18章私は本当にそんなに卑劣なのか?

――ベア――

彼女は城へ戻る道を急いだ。あたりには深い森が迫る場所もあり、しばらくは二度とこの道を通らずに済むのだと思うと、それだけでほっとした。薬と茶葉を詰めこんだ袋は、最初こそ大して重くなかったが、城へたどり着くころには腕が震えていた。

ありがたいことに、ようやくダクスの居室へ戻ったとき、デイヴィッドの姿はどこにもなかった。帰り道のあいだじゅう、何か取り返しのつかないことが起きていて、部屋へ戻ったら彼が死んでいるのではないかと気が気ではなかったが、彼女の目に入ったのは、きちんと上下する彼の胸だった。

目を閉じていたので、眠っているのだろうと思った。起こしたくなくて、彼女は自分のために...

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