第22章弱さと頑固さ

不安が全身を駆け上がり、彼は反射的に体を強ばらせ、毛布を胸に抱きしめた。

彼女は二度ほど引っ張ってから、毛布を握り締める彼の拳を見上げた。指の関節が、力の入れすぎで白くなっている。幸い、まだ興奮していることまでは気づかれていない。――こんなこと、知られたらどう思われる?

「ダックス、動かないと強くならないわ。脚の筋肉を動かして、鍛えないと」彼女は彼をまっすぐ見つめ、視線を離さなかった。彼が黙ったままだと、彼女は鼻を鳴らして言った。「腕はよく動く、それは認める。でも脚の筋肉を伸ばして動かさない限り、自分の体重だって支えられないわ。さあ。離して。手伝わせて!」最後の言葉は、一語ごとに毛布をぐい...

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