第82章その他の倉庫の悪ふざけ

――レオ――

〈ダックス〉

無理やり姿を変えさせられ、レオの狼は唸り声を上げ、牙を剥きたくてたまらなかった。レオも、その狼も、これまで誰かに頭を垂れたり、這いつくばったりしたことなど一度もない。どこへ行こうと、彼らこそがその場のアルファだった。なのに、身体だけはどうしても逆らえず、忠誠を示すように折れ曲がっていく。頭は下がり、身体は横へ傾き、無防備な喉をダックスへ差し出す形になった。

〈これは……何だ?〉

護衛たちが一瞬のうちに身を屈め、姿を変え、そのあとに自分まで同じように従わされるのを、彼はほんの刹那見ていた。何が起きているのか、まるで理解できなかった。

ついさっきまで、ダックス...

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