第123章 小林裕斗の計画

小林裕斗は顔を上げ、ちょうどその光景を目にした瞬間、警戒するように眉をひそめた。

やばい。パパとママ、ケンカしてる!

葉山弘義もそれに気づき、笑いながら小林裕斗の頭をくしゃりと撫でる。

「ひいおじいちゃん、ママ、また怒ってるみたい」小林裕斗は小さな大人みたいにため息をついた。「もしママがずっとパパを受け入れなかったら、どうするの?」

葉山弘義は年の功で、少しも慌てない。

「たぶん、お前たちのママの心に引っかかりがあるんだろう。こういうのは急いでも仕方ない。ママが自分でほどくのを待つしかないさ。パパも追い詰めすぎるのはよくない。余計に反発するだけだ」

今回の小林茉由と葉山墨也の間に...

ログインして続きを読む