第199章 審査申請

「教官、審査を申請します」

小林茉由の言葉を聞いた教官は目を丸くした。

「君、ここに来てまだ4日だろ。もう受けるのか? そんなに急いで大丈夫か」

冗談を言っているのかと疑うのも無理はない。審査は入営基準とは別物だ。先輩訓練生と実戦形式でぶつかり、勝って初めて合格になる。たった数日鍛えただけで挑むなんて、夢物語に等しい。

「受けます」茉由はきっぱり言った。

ここに長居するつもりはない。早く成績を上げて、さっさと出ていく。それだけだ。

「……わかった。じゃあ、この申請書に記入して。こっちは準備を回す」

態度が揺るがないのを見て、教官も余計なことは言わず、用紙を差し出した。

茉由は...

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