第379章 お前より面白い

その女性の肌は、磨き上げられた白玉のように一点の曇りもなく、内側から柔らかな光を放ち、周囲の闇さえも照らし出すかのようだった。

体のラインに寄り添う白いワンピースを纏い、歩くたびに揺れる裾が、すらりと伸びた優雅な肢体を際立たせている。

歳月は彼女に対して殊の外甘いらしい。顔には時の流れを感じさせる痕跡など微塵もなく、まるで静かに綻ぶ雪蓮のように、清冽で神秘的な空気を纏っていた。

鈴木夏美は思わず息を呑み、その美しさに目を奪われた。瞬きも忘れ、吹き抜けの手すりに寄りかかる女性を見上げるばかりで、言葉が出てこない。

女性もまた、階下を見下ろす瞳に何の感情も浮かべず、ただ静かに彼女を見返して...

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