第118章 私に仕事をして、報酬は500万円

「私が今日誕生日だなんて一度も言っていません。皆さんが勘違いしただけです」竹本恵梨香は頑として認めない。そうすれば、これはただの他人の勘違いであり、自分の過ちではないことになるからだ。

しかし、ここにいる貴婦人や名家の令嬢たちは、皆抜け目がない。竹本恵梨香が何を考えているか、少し考えればすぐに分かってしまった。

本当にクズだ。

あれだけ口を酸っぱくしておだててやったのに、結局今夜の主役は彼女ではなかった。

騙されたという怒りが、一人ひとりの胸に広がっていく。

竹本恵梨香がどう弁解しようとも、彼女たちがこのまま引き下がるわけがない。

「呵、竹本さん。あなたは今日が自分の誕生日だとは...

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