第133章 まだ恥を知らないのか

 高原賢治はベッドに座り、布団の中で小さく盛り上がった塊と、それから部屋の入口を交互に見つめ、どうしようもないやるせなさを感じていた。

 翌日、凌太と由佳は早起きした。早起きの習慣がある高原美智子は、子供たちが階下に下りてくるのを見て、途端に機嫌が良くなった。

 いきなり男女の双子の孫ができたのだ。もともと息子の世継ぎ問題を心配していたが、まさかとうの昔に解決していたとは。

 子供たちを見ていると、高原美智子はますます愛おしさが募る。

「凌太、由佳、おばあちゃんの可愛い子たち」高原美智子は満面の笑みで子供たちを引き寄せた。「凌太と由佳、あなたたちのママは? どうして二人だけで下りてき...

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