第325章 デレデレしている現場を押さえられる

今、平川希はベッドに寝そべりながら、凌太、由佳と一緒に写真を選んでいた。

「わあ、これ素敵……」

「この凌太と由佳、すっごく可愛い。二人だけ切り抜きたいくらい」

「このパパ、すごくかっこよくない?」

平川希はそれらの写真に大満足の様子で、タブレットの画面を指で軽くタップし、高原賢治の完璧な顔を拡大した。輪郭のくっきりとしたこの顔には本当に一点の非の打ち所もなく、どの角度から見ても完璧だと感嘆せずにはいられない。

夢中になって見入っていると、高原賢治の整った顔立ちに、思わず口角が緩んでしまう。

「見惚れたか?」

「うん、かっこいい!」

——誰の声?

平川希が顔を上げると、ドア...

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