第345章 高原浩文が撃たれる

「ただの推測よ。あなたたちがやったと断言したわけでもないのに、どうしてそんなに焦るの」

「焦ってなんかないわ!」

「緊張して動揺しているのが顔に書いてあるわよ」

山本綾乃はギリッと歯を食いしばり、助けを求めるように山本静香へ視線を送った。山本静香は必死に冷静さを保ちながら口を開く。

「やっていないものはやっていません。どうか、むやみに疑うのはやめてください」

高原浩文は冷ややかな目で山本静香をじっと見据えた。

「高原さん、信じてください。私が高原家を陥れようとするはずがありません」

山本静香は涙ぐんだ瞳で、いかにも可憐な様子で高原浩文を見つめた。

だが高原浩文は今、そんなこと...

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