第350章 会社の生死に関わる

三人は示し合わせたように、再び高原美智子へ視線を向けた。高原賢治は眉一つ動かさず、淡々とした表情を崩さない。

平川希は視線を戻し、彼を一瞥してから、身を翻して病室を出た。

高原圭太が病室のドアを閉める。希がベンチに腰を下ろすと、圭太は気だるげに壁へと寄りかかった。

静寂の中、希の脳裏に山内隼人が去り際に残した言葉が蘇る。――必ずケリをつける。そして、自分は撃っていない、というあの言葉。

だが、あの時彼女は、彼が銃を構えるのを確かに見たのだ。次の瞬間には銃声が轟き、高原浩文が崩れ落ちた。

すべては一瞬の出来事。

希に反応する隙すら与えないほどの速さだった。彼女はゆっくりと眉をひそめ...

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