第373章 私は君とだけ愛し合う

家に着くと、平川希はまず凌太と由佳を寝かしつけた。

今日一日でひどく怯えていた子供たちは、車の中ですでに深い眠りに落ちていた。平川希は音を立てないようにそっと布団を掛けながら、痛ましそうに彼らの寝顔を見つめた。

一階へ降りると、ソファに高原賢治が座っており、その傍らには古谷匡史が立っていた。古谷匡史の口元が動いており、何かを報告しているようだ。階段を下りてくる平川希の姿に気づくと、彼はすぐさま恭しく頭を下げて挨拶をした。

平川希が軽く頷きを返すと、高原賢治は彼女に向かって手を伸ばし、自分の隣に座らせた。

「これは?」

平川希はローテーブルに置かれたノートパソコンに視線を落とした。画...

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