第380章

古村陽平の言葉が口をついて出た瞬間、葉山言はようやく彼の狙いを理解した。

本当のところ、秋澤月子を襲った犯人について、古村陽平の胸中にはすでにひとつの推測があった。だが、口にする勇気がなかった。確信が持てないから――いや、確信したくなかったからだ。江崎鏡とその母が追い詰められたのは、結局自分のせいだという思いが、喉元に引っかかっていた。

けれど、ドライブレコーダーを取り出し、パソコンに接続し、映像が表示された、その瞬間。

古村陽平はその場で完全に固まった。

また――高槻元成。

あいつの手下とは面識がある。あの手。あの眉と目元。灰になろうが忘れない。

つまり、これだけの間ずっと――...

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