第102章 あなたの子供を産みたい

青山雅紀は不満もあらわに睨みつけた。

中島は慌てて青山じいさんの袖を引き、小声で囁く。

「若奥様が受験されたのも、特別枠ですよ」

青山じいさんは目を丸くし、少し考えてから手を叩いて笑った。

「おお、そうじゃそうじゃ! 時期的に特別枠じゃったな!」

「まさか、わしの孫嫁も満点一位なのか?」

意外なことに、中島は真顔で頷いた。

「はい。若奥様も若様と同様、満点での首席合格でございます」

何気なく言っただけの青山じいさんは、それを聞いて飛び上がらんばかりに喜んだ。

「なんと! それはめでたいのう!」

青山光は少し驚いたが、青山雅紀のような優秀な人物なら当然だと思い直した。以前彼...

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