第368章 忌々しい負けず嫌い

時間が経つにつれ、青山聡の息はどんどん荒くなっていき、ついには堪えきれなくなったのか、西村友紀の髪をわしづかみにして、激しく腰を打ちつけ始めた。

あたかも中の相手と競争でもしているかのように、病室の中から聞こえてくる水音やあえぎ声が大きくなればなるほど、彼もまた速度を上げていく。

不意を打たれた西村友紀は、衝撃に身体を持て余し、口の中もゆるくなって、思わず甘い声を漏らした。

声量こそ小さかったが、それでも中の二人の耳には届いてしまう。

青山雅紀と青山光の動きがぴたりと止まった。

耳を澄ますと、廊下側の音も途切れる。

青山雅紀は口元をわずかに吊り上げ、スマホを取り出して一瞥しただけ...

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