第421章 流産

診察室。

様々な検査報告書に視線を落とす青山雅紀の双眸は、氷のように冷たく凍てついていた。

「話してください。一体どういうことですか? 何に気をつければいいんですか」

「現在、妊娠していることはほぼ確実です。ただ、まだ月齢が浅く、切迫流産の兆候も見られます。もしこの子を無事に守りたいのであれば……」

「この子は……本当に健康なんですか?」

青山雅紀は嗄れた声で問いかけた。

医師は首を横に振る。

「断言はできません。ですが、治療は可能です。それに時期から推測するに、おそらく胎児にこの薬物の影響は及んでいないかと」

無論、すべては不確定であり、さらなる検査結果を待つしかなかった。...

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