第434章 脅威

女が薬瓶を手に取り、そして再び置くのを見た瞬間、青山光は即座に一時停止ボタンを押した。

目を凝らすと、その薬がすり替えられているのが分かる。

岡本馨もそれに気づき、恐怖で身を震わせた。

「ごめんなさい、本当にごめん。こんなに重要な任務を任せてくれたのに、私、ちゃんと見張っていられなくて」

スローモーション映像には、その女が実験室内の薬材を別の何かとすり替える様子がはっきりと映し出されていた。

実験室には危険な薬品が山のように保管されている。

薬品同士の取り扱いは厳格でなければならず、決して無闇に混ぜてはいけない。

一歩間違えれば、人命に関わる大惨事になるのだ。

岡本馨は怒りで...

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