第443章 狂った中山誠子

「言ってるのはママのことであって、お祖父ちゃんじゃないからね」

青山聡の顔色がすっと曇った。

「お前が俺のこと好きだから、こうやってすぐに結婚まで話が進んだんだろ。俺が嫁入り道具だのご祝儀だの言うのも、別に欲に目がくらんでるわけじゃない。全部、これからの俺たちのためだ。だから……」

そう言いながら、腕にぐっと力を込めて、彼女の身体を抱きしめる。

「この先、俺たちが幸せになれるかどうかは、こういうのがどれだけあるかで決まるんだよ。マジで大事なんだ」

水野実里はそっと目を閉じ、深く息を吸い込んだ。

「安心して。分かってるから」

一方その頃。

青山雅紀と青山光は、揃って見物に向...

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