第456章 病院が満床になりそうだ

「最低ね」

朝っぱらからあんなことをするなんて。

彼女は踵を返し、言いにくそうな素振りをしながら担当医の元へと向かった。

担当医は眉間に深いシワを寄せた。

「一体何です? こっちは忙しいんですよ。朝から回診に行かなきゃならないんですから」

彼は西村友紀に対し、微塵も良い印象を抱いていなかった。何しろこの入院期間中、彼女と青山聡合にはさんざん手を焼かされてきたのだ。

特に、あの車内での情事の一件だ。

病院側には一切関係のない話だったが、多くの釣りアカウントがインプレッション稼ぎのために、病院の名前まで巻き込んで記事を書き立てたのだ。

そのせいで、運悪く担当医だった彼まで一部のネ...

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