第459章 企み

部屋の中に静けさが落ちた。

青山雅紀はどこか恨みがましい顔をしながら片眉を上げ、青山光の胸に手のひらを当て、そのままぐに、と揉みしだいた。

思わず喉の奥から甘い声が漏れる。

「やっ……キライ……」

「はいはい」

雅紀は否定もせず、ただ甘やかすような眼差しで微笑むと、光の顎を指先で持ち上げ、もう一度唇を重ねる。

最初は本当に触れるだけのキスだった。けれど、口づけを深めるうち、男は飽きることなく吸い上げ、絡め取った舌を執拗に貪ってくる。

一瞬で舌先がじんと痺れ、光は片手を持ち上げ、彼の硬く締まった胸板をつねった。

とはいえ、その力は子猫がじゃれつく程度。つねるというより擦り寄るよ...

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