第471章 好きに使って

青山光は口角をわずかに上げ、何も言わずにただ静かに向かいの人物を見つめていた。

中山裕太はその視線に薄気味悪さを感じた。

「どういうつもりだ? 貸したくないのか? 嫌なら別にいい、そんな態度はやめろ」

「まさか。私のパソコンも学校のものだし、あなたのお父様は会社の株主でしょう? 断る理由なんてないわ。ご自由にどうぞ」

青山光は至極あっさりと歩み寄り、パソコンの電源を入れると、少しの躊躇もなく彼の目の前でパスワードを打ち込んだ。

中山裕太の目が輝いた。

まさかこんなに簡単にパスワードが手に入るとは、到底信じられなかった。

彼は胸の高鳴りを必死に抑え込んだ。

「そ、それじゃああり...

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