第507章 頭の悪い青山聡

あまりにも酷すぎる。

西村友紀は愕然とした表情を浮かべた。彼女が問い質すより早く、支配人が冷ややかな声で口を開く。

「こちらの客は、ご自身を青山家の次男であると名乗り、パーティーの三日前から一切の客の受け入れを停止し、万全の警備体制を敷くよう要求されまして……」

それからの10分間。

支配人は青山聡が提示したすべての要求をとうとうと並べ立て、同時に一分の契約書を取り出して差し出した。

西村友紀はそれに一瞥を与え、あまりの怒りに気を失いそうになった。

彼女は胸の奥で燃え盛る怒りを必死に抑え込み、青山聡を隅へと引っ張っていった。

当の青山聡は、行き場のない怒りを抱え込んでいたところ...

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