第528章 謎の電話

ビジネスチャンス。

その言葉は、まるで何かのスイッチを入れたかのように、青山聡の目を異様に輝かせた。

ここ数日、自分たちが謎の電話を受けていることを彼は知っていた。

電話の主ははっきりと告げた。青山光のパソコンを手に入れれば大金が手に入り、さらにその中から秘密を見つけ出せば、多額の特別報酬を支払う、と。

この数日、彼もあの研究室に近づこうとあらゆる手を尽くしてきた。だが、青山光と青山雅紀の二人にはひどく警戒されている。

どんな手段を使っても、研究室に近づく隙すら与えられなかった。

まさか、西村友紀がそれを見つけ出していたとは。

しかし、なぜ今まで黙っていたのか。今になって打ち明...

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