第545章 治療方法

青山光は目を細めて微笑んだ。

「実のところ、父の症状は私が適切な薬を開発しさえすれば治るんです。中島さん、この間ずっと父の世話をしてくださって本当にありがとうございます。薬が完成すれば、父もきっと健康を取り戻せますから」

中島は目を伏せており、その表情を読み取ることはできなかったが、両脇に下ろした手は思わず強く握りしめられていた。

青山光は中島という人物を深く理解している。その様子を見ただけで、彼が何を考えているのか手取るように分かった。

まさか……

ある考えが脳裏をよぎった。

彼女は不意に口を開いた。

「パスワードを送っていただき、ありがとうございました」

室内は突如として...

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