第556章 金を見て目を輝かせる

寂れた下町。

青山光と青山雅紀の二人が高級車に乗ってこの場にやって来ると、その車は周囲の注目を一身に集めた。

背後にボディガードが控えているため、青山雅紀たちは少しも怯むことなく、調査済みの住所を頼りに看護師の家へと向かった。

早朝。

看護師の両親は夜勤明けであり、日中はちょうど家にいるはずだった。

青山光がドアをノックすると、中から不満げな女性の声が響いてきた。

「誰? 誰なのよ? 何だって言うの……」

ドアを開けた中年女性は、青山光たち二人の姿を目にしてギョッとした。

「あんたたち、何の用? 見ず知らずの人なんだけど……」

「知らなくても結構。私たちはあなたに用があって...

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