第557章 不動産抵当

「違うわ」

青山光は顔色をサッと変えた。

「あなた、杏里が今どこにいるか調べてくれない? 私の家を抵当に入れようとしてるんじゃないかって」

不動産権利証は今、あの家にある。もし昨晩のことが本当に杏里の仕業なら、安田大奥様と中山誠子も遠ざけられた可能性がある。

つまり、あの家には杏里しか残っていないということだ。

手元にろくな金がない杏里のことだから、必ず他の資産に目を向けるはずだ。しかしあの家にはもう金目のものはなく、あるのはあの不動産権利証だけだ。

青山雅紀は顎のラインを硬くし、素早くメッセージを送信した。

十分も経たないうちに、返信が届いた。

杏里が今まさに銀行で抵当の手...

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