第584章 誠意

その人物こそが青山の祖母だと知らされた時、その場にいた者たちは顎が外れんばかりに驚愕した。

「なんてことだ、安田家はとんだ大魚を逃したな。まったく、あんな恥知らずな女と結婚しようとするなんて。そのせいで、どれほど多くのものを失ったことか」

信じられない。青山光の母親が、青山家にも引けを取らない本物の名門の出だったなんて、一体誰が想像できただろう。

「まあいい、この件はお前たちの胸にしまっておけ。もしどこかで奴らが絡んでくるようなことがあれば、手を貸してさっさと追い払ってくれ」

「ああ、分かった。任せておけ」

青山の祖父は考えれば考えるほど不安が募り、最終的に数名のボディーガードを光...

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