第590章 永遠に心を許し合って一緒にいる

飛ぶように過ぎていく日々。

青山光の毎日は、食べて、寝て、そして様々な胎児検診を受けるという三つのことで占められていた。

あっという間に十ヶ月が経過した。

青山光は丸々と大きく膨らんだお腹を撫でながら手術室へと足を踏み入れたが、中に入ったかと思うと突然飛び出してきて、青山雅紀の腰にきつく抱きついた。

「どうしよう、すごく怖いよ。産むのやめちゃダメ?この子、あと十ヶ月くらいお腹の中にいても平気だと思うんだけど……」

また始まった。

妊娠ホルモンの影響で感情の起伏が激しくなっているうえに、いつもこんな風に理不尽なことを言い出すのだ。

青山雅紀は医師の言葉を常に心に留め、辛抱強く宥め...

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