第51章

三人の顔に、露骨な不満が浮かんだ。

「……どうした?」

「二ノ宮原子さ。あんた、どれだけ会ってないと思ってんの。久しぶりに顔出したと思ったら、話すのは他人のことばっか」

二ノ宮原子は内心、呆れた。こいつらがこんな『寂しがり』みたいな文句を言う日が来るとは。

「くだらないこと言ってないで動け。調べがついたら、最新の装備を一人一つずつやる」

三人の顔がぱっと明るくなり――すぐに、また曇る。

「……俺たち、マジで会いたかったんだけど。いつ戻ってくる?」

三人そろって、きらきらした目で見上げてくる。

二ノ宮原子は口元をひくりとさせた。

「精神病院ボスの椅子、ちゃんと守っとけ。気が向...

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