第67章

川崎お爺さんは顔面を蒼白にし、すぐさま人を走らせて医師を呼ばせた。

医師と看護師が慌ただしく駆けつけ、鈴村千雪はストレッチャーごと押されていく。

病室は、ふっと音が消えたみたいに静まり返った。

川崎お爺さんはソファに腰を下ろし、川崎佑哉を見据えて言う。

『どうするつもりだ』

佑哉は視線を引き戻し、お爺さんに向き直った。

『お爺さん、この件は――もう、ここまででいい』

お爺さんは一瞬きょとんとした。次の瞬間、顔色が変わる。

『ここまでだと? あいつは安美を殺しかけたんだぞ。お前だって危なかった。それで「ここまで」だと?』

佑哉は低い声で返す。

『じゃあ、どうしろっていうんだ...

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