第89章 学校に通い続ける必要はない

気分がよかった結城凝香は、セクシーなネグリジェ姿でアイスを食べている写真を一枚撮り、そのままSNSに投稿した。

写真の中の結城凝香は、色っぽさの奥に若さと瑞々しい活気が滲んでいる。手にしたコーンアイスがまた妙に絵になって、見る者の想像をいくらでも掻き立てた。

投稿した直後、紀藤瑛介のスマホに通知が入る。

画面に映ったその一枚を見た瞬間、彼の視線がすっと陰った。

すぐに結城凝香へメッセージを送る。

「写真、消せ。あれはSNSに上げる内容じゃない」

「消さない。別に見せちゃいけないものなんて写ってないでしょ。そんなに焦るってことは……もしかして、ほんとは私のことが好きだって気づいちゃ...

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