第二十三章

外の温かく人を招き入れる世界とは、まるで別物の世界。

書斎には、ほぼ十台に近い電子モニターが並び、ウィリアム家の周囲を映す監視映像が映し出されていた。村の入口まで含め、三百六十度の視界で、ほとんど村全体を覆っている。

アメリアは気づいてしまった。さきほど自分が扉を叩き、音を立てないように中へ入ったことも、すべてこの画面に残っている。それどころか、顔の表情までくっきりと映っていたのだ。

そう考えただけで胸の奥がざわつき、頭皮が初めてぴりぴりと痺れ、腕には鳥肌が立った。

「私を知ってる人なら、脚が怪我してないのがバレるのを怖がってるって思うだろうし、知らない人なら、犯行を企む殺人犯に見える...

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