第245章

ウィリアムは一瞬、身体を強ばらせた。解きがたい表情でグレンをちらりと見る。

「おい、そんな目で見ないでくれよ」グレンは冗談めかして両手を上げ、降参の仕草をした。「別にあの子に惚れてるとか、そういうんじゃない。ただの興味だよ。あいつは……違う。今まで会った中で、あんなふうに際立ってるのは初めてだ」

グレンは言葉を切り、アメリアの予測不能さを思い返した。「ああ、あいつは間違いなく切り札だ。平凡な連中を相手にしてきたあとだと、ああいうのは妙にスリリングに見える。あんたも同じだろう。でも正直、危険も感じてるはずだ。あいつ、愛せるようには見えない。……そんな女が、あんたみたいな婚約者とやっていけるの...

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