チャプター 49

医務室では、医師がアメリアにブドウ糖の点滴をしていた。

マヤの助手が飴や食べ物を抱えて駆け込んでくる。

アメリアはベッドに身を預け、ようやく楽になってきた。さっきほどの不快感は薄れ、まぶたも持ち上がる。少しなら話す気力も戻っていた。

「具合が悪いのは私なのに、どうしてそんな顔してるの。事情を知らない人が見たら、私があなたに何かしたって思うわよ」

マヤはベッド脇に腰を下ろし、堪えようとしたが、結局こらえきれなかった。「田舎のおばあさんに引き取られたんでしょう? 大事にしてもらえたって……それなのに、どうして……」

言い切らなくても、アメリアには分かった。「十二のときに祖母に引き取られた...

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