第104章

部屋の中。

空崎美月はリビングの中央に立ち、音楽に合わせて腰をくねらせ、艶やかに舞っていた。

その瞳はまるで獲物を捕らえる鉤のよう。たった一度のなまめかしい視線を送るだけで、ソファに座る男を降伏させるには十分だった。

男の喉仏が動き、呼吸が荒くなる。彼はたまらず空崎美月をソファに押し倒し、もどかしげに己の服を脱ぎ捨てた。

瞬く間に、男は一糸まとわぬ姿となる。

股間の剛直は獰猛に鎌首をもたげ、二本の足の間にそそり立っていた。彼は美月の両脚を自身の肩に担ぎ、突き入れようとした。

男の欲望が成就するかと思われたその時、美月は突然手を伸ばし、その猛る剛直を握りしめると、上下に二回ほどしご...

ログインして続きを読む