第119章

衆人環視の中。

零崎折識は深く息を吸い込み、冷ややかな視線を周囲に向けた。

「ええ、警察を呼べるものなら呼べばいいわ。私にはやましいことなんて何一つない。盗んでもいないし、やってもいない罪を認めるつもりもないわ。ましてやボディチェックだなんて、そんな屈辱絶対に受け入れない」

「何が潔白よ。そうやって正義面して喚き散らすのが、まさに後ろめたい証拠じゃない。公共のリソースを無駄にする必要なんてないわ。潔白を証明したいなら、簡単でしょう? ここで私たちに調べさせればいいだけの話よ」

「そうよそうよ。これって完全に図星ってやつよね……」

「警察を呼ぶのは勝手だけど、よく考えた方がいいわよ。...

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