第293章 熟女と酔って乱れる(4)

「高橋さん、せっかく来てくださったんです。食事ぐらいしていかれませんか? 時間は取らせませんから」

 葉山天は立ち上がり、高橋玲子を引き留めた。

「なんなら、食後に病院までお送りしますよ」

「いいえ、病院のほうで用事があるの。あなたたちで楽しんでちょうだい」

 高橋玲子は笑顔で葉山天の申し出を断ると、バッグを手に取り、個室を出て行った。

「サル、高橋さんを送ってくれ」

「へい、兄貴」

 葉山天の指示に、サルは料理を一口頬張ると、慌てて席を立ち、後を追っていった。

 食事だけならそう時間はかからないが、酒が入れば話は別だ。二時間は下らないだろう。だが、綾瀬玲奈や東野月たちは酒を...

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