第304章 艶めかしく絡み合う

「んっ……」

綾瀬玲奈は、葉山天の欲情をこれ以上煽らぬよう、浴室では慎重に振る舞っていたつもりだった。だが、この悪戯な男はそう簡単に大人しくはしてくれなかった。唇を塞がれると、抵抗しようとする気力さえも奪われてしまう。女性にとって唇は急所のようなものだ。男に口づけられれば、全身が甘く痺れ、力が抜けていく。

天の両手が、濡れそぼった玲奈のシャツの下へと潜り込む。その豊満な乳房を鷲掴みにし、愛撫を始めた。天が知る女性の中で、玲奈の胸は水原玲子に次ぐ豊かさを誇る。だが、弾力という点では玲奈に軍配が上がるだろう。玲子は授乳経験があるためか少し柔らかみがあるのに対し、未婚の玲奈のそれは張り詰めた弾...

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